和歌山の工務店 東建設工業 スタッフブログ Rotating Header Image

Posts under ‘古民家’

スズメ口

今日朝から日高のUさんとこへ行ってきた、屋根瓦は葺きあがっていた。 棟には煙出しが設けられてる。その下の部屋には囲炉裏ができます、Uさんはそこで五平餅を焼くらしい。 Uさんが現在している作業はスズメ口(軒瓦と木の隙間の事)の漆喰塗りです。年内には仕上げたいそうです。この作業すごく手間がかかります、足場からまくれ落ちないように頑張って下さい。 25年位前にS瓦を葺いた現場で左官屋さんがスズメ口を漆喰で詰めていて、から葺きだったので屋根屋さんに軒から3枚だけ土葺きにしてもらったのを思いだした、もし土を敷いてなかったら なんぼでも材料いったやろな。  

ひかりつけ

先日竹採りに行った、泉南市のNさん宅の近くで見つけた腰板の写真です。 石の上に貼られた腰板、見事なほど「ひかりつけ」をしている、ここまですれば見事、大工さんかなり手間に時間がかかった事でしょう。

落ち葉拾い

昨日、民家協会の仲間達と「高貴寺に集う会」に参加。 奥の院 清掃前。 奥の院 清掃後。 おもろいコメント、池田市から参加のSさん、紅葉のはっぱは今まで見るものだとおもってたが、拾い集めるものとは思わなかった、はんぱな量と違う。 囲炉裏を囲んで昼御飯。銀杏ごはん美味かった、初めて食べた。昼御飯は副住職の前田弘観さんが作ってくれた。 屋根の落ち葉を吹き落としている弘観さん。奥の院には電気がないので、機械はエンジン式。 次回、2月は餅つきをする予定です。

竹取物語

昨日、日高で移築をしているUさん宅のえつり(竹小舞)に使う竹を民家協会の仲間、泉南市のNさん所有の山に竹を伐採してきた。総勢14名(民家協会7名Uさんの地元の方7名) 約3時間ほどで100本位の真竹を切りだした。これからUさんは日高に持ち帰って竹割り作業が待っている。 2台の軽トラに積み込み泉南市から日高町まで運んで行きます。ゆっくり走って行ってよ。 えつり作業の時はUさんから召集命令がでるでしょう。

きんき民家塾

昨日、きんき民家塾。第7回講座 建具の話、卒業式に参加してきました。 今期は最初と最後の2回しか参加できなくて、スタッフとして役たたずで申し訳なかったです。結局飲み会からみだけ。 昨日の最終回は、株式会社トクダさんの代表取締役会長 徳田敏昭様に京建具のお話をうかがった。京町屋の格子、京都迎賓館での障子をつくった時の苦労話とか内容のこい話を聞けて良かったです。 講座の後、塾長からひとりひとり修了書を手渡された。塾長1年間お疲れ様でした。

日高町の移築現場

今日朝から、日高町のUさん宅へ屋根屋さんと打ち合わせに行ってきました。 屋根は淡路のいぶし瓦で土葺き工法(桟どめ兼用)です。Uさん宅はとにかく風がきついので、瓦の軒先とけらばはステンレスのビスで補強のためにとめる。 北側からみた所の写真です、野地板は下屋部分の一部を残してほぼ完了で後は小舞と破風を取り付けるだけで、大屋根の煙出しの屋根の加工を明日から進めていくらしいです。 1週間後には屋根屋さんの職人さんたちが現場にはいってきます。年内に地瓦部は葺き上がるが棟は土の乾き具合で年内は微妙かな?  

昔の電気メーター

昔の積算電力計(電気メーター)の写真です。昔と言っても昭和30年代だと思う(たしかではない)。 形がユニーク、豚の鼻のように見える。大きさは高さ20センチの幅が15センチと小さいものだが結構重い。

戸車

先日、日高のUさんとこで、ちょっと珍しい戸車をもらってきました。 戸車の軸の木材は片方が丸で反対側が角になっていて、角のほうから叩いてみると軸がはずれた。 磁気製の戸車と軸の木(堅木だが何か不明)の写真です。いつごろ作られたかも不明です。 以前古い雨戸の戸車に銭形平次でお馴染みの古銭を何枚かあわしているのを見た事がある、いろんな戸車があるもんだ。

ノップ碍子

今日、ブラクリ丁の現場でシャッターの取替え工事に行った時、天井裏の配線工事がノップ引きになっていた。たぶん建物は昭和39年以前のものだと思う。 上の写真は、私が持っているノップ碍子のいろいろです。ノップ碍子にも2種類あって、ニクロクとタカロクがあり、今はニクロクノップしかないです。写真の大きいほうです。

移築現場 

今日も日高の移築現場の手伝いをしてきました。作業内容は母屋の通りを見ながら垂木をとめ、野地板を貼っていく作業です。 大屋根の4分の1ぐらいまで野地板が貼られた。下屋部分の隅木は全て取り付けられた。 36坪の平屋建ての家はさすがにでかいです。建て主のUさんも移築前より大きく感じると思うと言ってた。周りの状況にもよるのでは。 3時のおやつ。昼ごはんの写真を撮るのを忘れた、いつも、すごいご馳走をだしてくれるのにすみません。Uさんは明日から1人で屋根の下地の作業をしていきます。事故のないように、ご安全に。